2014年9月13日土曜日

矛盾

便利さとは、考える力を奪うもの。
私は、そう思っている。

速さや効率を追求するならば、システムの構築が必要不可欠。
そして、そのシステムは完璧であることが望ましい。
しかしながら、先に言ったようにシステムを構築し、便利になってしまうと潜在的能力を奪う危険性がある。


全てが公けであるならば、想像すらしないだろう

全てが用意されているならば、創造すらしないだろう


持てる力を発揮させる環境がいいのか、はたまた、持てる力を発揮しなくなってしまう便利な環境がいいのか


私は前者を高めたいと考えている。
これは、現代では古い考えかもしれない。
そして、全員ができるとも限らない。
それを強制するならば、まるで、取捨択一、弱肉強食のような前時代的パワハラの様にも感じる。

システムは常に完璧ではない。
イレギュラーやエラーなどの危険がある。
危険に対処できるためには前時代的なことも出来なければならないだろう。
だから、潜在的能力を高められる様な環境が望ましい。

新も旧も、あらゆる全てを同時進行に平行に連ねることが、全ての価値観をフラットにさせることができる希望かもしれない。