2013年3月11日月曜日

コミュニティ

個々の力は弱い
されども、共に力を合わせれば大きな力となるだろう
(それが、良いか、悪いかは抜きにして)


個の意識が集約され巨大な意識となして、国家や会社を形成する

それは形を持たない
ひとつひとつの魂が集まり、巨大な透明人間を作り出す

巨大な透明人間だから、時に浮き沈み、次第に歳をとり、衰退する
そして、細胞が毎瞬生まれ変わるように、新たな透明人間へと取って代わるだろう

私欲を満たそうという欲が多ければ、次第に肥って病気になり、衰退するのも早まる
もうすでにそうかもしれない

姿形のないものに、いつの時代も人間は縋る


姿形のないコミュニティという見えないものに、意識をはて縋りつく
コミュニティとは常に守ろうと必死だ
それは一人が生きたいと思うことと同じようだ

いつの時代も小さなコミュニティが大きくなり、ムーブメントを起こしてきた
今の時代、個々の私欲ばかり満たそうとしているばかりな気がする

きっと私自身もそうだろう
またコミュニティが消えることを恐れているだろう

私欲ばかり追うことはいいことか悪いことかはわからない
選択肢が多く、世の中も便利で、一人一人幸せの形は千差万別だ

しかし、多くの幸せを求めれば、その反対の不幸せも大きくなるのが定めだから、それを背負う覚悟があるならやればいい

指をくわえて我慢するくらいなら自ら何かしら行動したらいい、さすれば何かしら見えてくるだろう


しかしながら、持続可能な未来とは従来のやり方で得られるのだろうか
守るばかりでいいのだろうか
新しいものを作るばかりでいいのだろうか
手は尽くしたのだろうか
私は一体何をしただろうか



私は弱い
だから何かに属しているし、何か新たなコミュニティを形成させたいと考えた

しかし、私は誰かの上に立ち先導するような人間ではない
どちらかというと、繋ぎ合わせ、バランスを調整するような縁の下の力持ち的な役目のほうが得意だと思っている
(この自己評価はあくまで自己評価でしかないが)


そして、孤独が好きなんだろう
だから、その考えはやめた

なぜなら、
私は自分が一番いいと思っているし、
私は自分が一番ダメだと思っている

私は誰とも仲良くなれないし、
私は誰とでも仲良くなれる

私はすごく適当なやつだし、
私はすごく完璧を求めている

私はみんな好きだし、
私は誰かを好きになるのが恐い

私は一人でいるのが楽だし、
私は一人でいるのが寂しい

私は他人の意見を受け入れるし、
私は自分の考えに固執する

そもそも、他者との関わりを重く真面目に捉えてしまう性分だから、
別のやり方を探そうと思った



矛盾と混沌


望んだか望まないかはわからないが、私はここにいる

周りをもっと見渡して、自分が成すべきこと、いや、やりたいことを追求しよう


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